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大川筋の石積み〔6129〕2020/01/26

2020年1月26日(日)曇り

まだ、ちょっと小雨も残る朝。日曜日。

今日は忙しいので、早朝、ちょいと走ってきました。高知の城下を。軽めのRUNね。

 

高知の街は、戦争で焼けてます。なので、江戸時代の構築物みたいなもの、ほとんど残ってません。だから高知城は貴重な訳ですね。

江ノ口川の北岸、大川筋には、市街地で唯一と言うて良い武家屋敷が残されてます。かなり、復元ですが。

 

説明板によりますれば、土佐藩の武士、旧手嶋家の屋敷。復元ですが。

手嶋家は、山内一豊と一緒に土佐へ入国してきた馬廻格。つまりは、上士。江ノ口川の北岸なので郭中ではないけど、大川(江ノ口川)沿いは、上士エリアでございましたね。

で。焼け残ったとはいえ、かなり荒廃していたのを、なんとか保存しようという運動が盛り上がり、平成8年に高知市保護有形文化財に指定、解体調査と復元工事が行われたんですね。

 

早朝夜明け前。もちろん中には入れんので、道路沿いの長屋門界隈を撮影。長屋門は、でてきた図面をもとに復元、と書いてます。

さて。

復元された長屋門は、そもそも幕末、安政の頃につくられたと言いますね。なるほど、幕末か。そうなると、こないだ見た、新堀川の石積みとの関連はどうなるんだろうか、と思うのは、自然。

 

今朝は、大川筋武家屋敷の石積みがどんなになってるのかを見てみるのが1番の目的だったのでありました。

道路沿い、水路から立ち上がる石積み。手前の、漆喰塀の下に積まれているのは石灰岩でした。亀甲にはなりきってなくて、布積みに近いでしょうか。でも、石灰岩の石積みというのは新堀川の石積みに共通しますな。

ここまでは、良い。

 

ところがだ。

長屋門の下に積まれているのは花崗岩ではないか。これは珍しい。

江戸時代の一般的な石積みは、チャート。高知では、チャート。当たり前に算出されるし硬いし。そして瀬戸内とかでは一般的な花崗岩は、少ない高知の石積み。花崗岩は加工しやすいけど、高知ではあまり産出されないから、江戸時代の高知の石積みに花崗岩が使われてる、というのはちょっと意外だったので、あります。たぶん、当時においては高価なものだったと、思う。

もしかしたら、復元工事のときに、花崗岩で新たに積んだのかも知れない。とも思うたけど、結構風化、進んでるんですね。

花崗岩は加工しやすいけど、弱点は、風化しやすいこと。

古い石積みに、見えます。

 

手嶋家の幕末の経済状態は良好であった、というのが、この花崗岩の石積みから想像できたら面白いけど、無責任な妄想です。

 

こんな、なんでもない風景から妄想を膨らますのは、楽しいです。楽しくないですか?

まあ、日曜日ですき。


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