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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

難攻不落の山田城から雪ヶ峰へ〔5954〕2019/08/04

難攻不落の山田城から雪ヶ峰へ

2019年8月4日(土)晴れ

台風、近づいてます。が、今日はまだ夏の日差し。台風の気配、まだ無し。

で、今日は山田、雪ヶ峰牧場の牧場まつり。台風前で良かった良かった。

毎年この時期、牧場主催で、近隣の関係者やらを集めて行われる牧場まつり。一昨年も去年もそうでしたが、今年も、JR土佐山田駅から走ってきました。おいしいおいしいバーベキューとお酒が楽しめる催しだから、車で行く訳には参らん。帰りは誰かの車に乗せてもらおう。

 

去年は、土佐山田駅から山田の街探索RUN5kmだったけど、一昨年は土佐山田駅から佐岡まで行って引き返す炎天下10kmRUNでした。今年はどうしよう。と考えて、そうだ、山田城探検RUNにしてみよう、と思いついたのでした。

山田城は、楠目城ともいいまして、戦国期に土佐で活躍した武将、山田氏の本拠があった、お城。戦国期、土佐には七守護と呼ばれた有力豪族がおりました。と、江戸時代に書かれた「土佐物語」に書かれてるけど、実際はもっともっと複雑で、色んな勢力が複雑に入り乱れ、絡み合ってた土佐の戦国。山田氏は、鎌倉時代からの名族で、香美郡を支配する有力豪族であったのは間違いございません。

その遠祖は大中臣氏。かの、藤原氏と祖を同じくする大中臣氏で、その一族だった大中臣秋家は、頼朝の家臣となって活躍し、土佐国香美郡深渕郷、宗我部郷の地頭職に任命されて土佐へ入国、故あって中原姓を名乗ったりしながら山田郷の地頭職も兼ね、何代目かで山田大中臣氏と称するようになって、山田氏。ああ。ややこしい。

 

ともかく、鎌倉のはじめ頃から戦国末期まで、香美郡は、山田氏がエラかった、という訳である。あります。とにかく、そう。

山田氏は、天文年間に長宗我部氏に滅ぼされてしまう訳だけども、戦国の混乱の中でどのように滅び、どのように子孫が残ったのか、とかはよくわからない。色んな論文があるけど、なかなか難しいみたいですね。

長宗我部元親さんが、岡豊から大高坂へ本拠を移したのが1588年。その際、岡豊城下の町と、山田城下の町を移設して、新しい城下町を建設しようとしました。それが、はりまやばし小学校の西の新市町と、その北の山田町。という話はにっこり読者の基礎知識。

 

さて。

興味深いのは山田城。楠目城。標高132.4m。香長平野を見晴らす立地の、洪積台地に突き出した、山の上。南側の麓が大手口で、急坂を駆け上がると、三の段、二の段。二の段の上は四角く均されて整地。その北側の空堀の北が、詰の段。

 

これね。地理院地図の色別標高図でも、そのお城の縄張り、築城の感じが掴めるんですね。特に二の段の四角い場所は、よくわかります。すごい。

 

ここで山田氏は栄えたのである。この山から東へ、谷を一つ越えて連なる連山の先に、雪ヶ峰。ジャージー種の牛が放牧されている広大な広大な雪ヶ峰牧場が、あります。そこで今日も牧場まつり。

 

そんな訳で、土佐山田駅から山田城の南麓へ。南が大手であった、という発掘調査もあるので、正々堂々大手から登ろう。

ところが。登り口が見当たらん。どうしても見当たらんとたつくってると、畑仕事してるおんちゃんが不審そうに見てくる。尋ねると、「こっちからの道は無理無理。途中はツエちゅうし、道になってない。鏡の中学校の方から行かんといかんけど、行ったちなんちゃあないぜよ。」とのこと。色々と親切に教えてくれました。ありがとうございます。

何もなくてもいい、という旨説明すると、「モノズキぢゃのう。」

そう。僕はモノズキ。そんなこたあ知っちょらあ。

という感じで、説明された方へと走る。結局東側から登る道を登ってみました。幾度も幾度も、藪や谷に阻まれて聞き返したりしながら。そう。真夏なのに、本格的藪漕ぎになってしまいました。

身体中蜘蛛の巣と引っかき傷だらけ。

東側の空堀のところで、断念。蚊がね。蚊の大群が襲ってきて、撮影もままならん状態で、退却してきました。だからセルフの写真、ありません。

 

ああ。難攻不落とは聞いたことなかったけど、難攻不落だった山田城。道を間違ったのか、季節が悪かったのか。いつか征服してやるぞ、と滝のような汗をかきながら誓った夏の日。

 

そして、雪ヶ峰の山道を駆け上がり、牧場まつりへ。

山道途中、完全放牧のジャージー牛が僕を迎えてくれました。

さあ。今からはお肉とビールが僕を迎えてくれる。


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