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闇然而日章〔5877〕2019/05/19

2019年5月19日(日)薄曇り

 

昨夜は雨の予報でしたが、ほとんど降らんかった。大切な勉強会と懇親会で街へ出てたけど、降らなくてなによりの、夜だった。

早めに帰宅できたので、今朝は会社。朝5時に家を出て、自転車で会社にやって来ました。日曜日だけども、色々と仕事を片付けに来てます。工場では、もちろん早朝からたくさんの仲間が製造に充填に出荷に、勤しんでおられます。

南国工場ができたのは昭和40年のこと。正式名称は「南国工場」なんだけども、僕らが子供の頃は、みんな、「日章の工場」と呼んでました。「工場」は「こうば」と、読むのね。

 

昭和31年まで、そこは「日章村」だったから。昭和17年に、三島村、立田村、田村が合併してできたのが日章村。そして、その日章村という名称の元となったのが、ここに所在した「日章園」だ。と、いう話は、以前に幾度も書いてきたのでご存知の方も多いと思います。

立田出身の北村澤吉さん。東京帝国大学漢文学科を卒業後、漢文、儒学の研究者、教育者として活躍し、広島大学を退官後の昭和13年、地元立田に私塾「日章園」を設立した北村澤吉さん。

儒学を中心とした教育や、柔道剣道の指導まで行われたという、日章園。その名称が、日章村に引き継がれていった、と、言われてます。

 

そんなこんなを、このにっこりひまわりに書いていたご縁で、日章小学校さんから話があって、来週、日章小学校、行ってきます。そのご報告は、また、その時にね。

で。

今日は、その「日章園」の「日章」の意味のお話。せっかくなので、少し調べてみました。なんせ、漢学の素養がまったく無いので。

 

出典は、「中庸」。四書五経と言われるものの中の、四書のひとつ。その成立については諸説あって、まあ、孔子の時代から長い年月の間に作り上げられていった考え方なんだと、思います。白川静先生の「孔子伝」を読むと、そもそもの孔子さんの在りようからはかなり離れたものになってきてはいるけど、まあ、孔子さんの考え方の中心部が発展してきたものでもある、「中庸」。「偏りのない、過不足にない、徳」ね。

その「中庸」の、中の一節。

 

詩曰、衣錦尚絅、悪其文之著也、故君子之道、闇然而日章、小人之道、的然而日亡、君子之道、淡而不厭、簡而文、温而理、知遠之近、知風之自、知微之顕、可与入徳矣

 

便利なもので、ネットで調べたら、意味も解説してくれてるのがありました。勝手に引用させてもらいます。ごめんなさい。

 

『詩経』 に 「錦 (にしき) の衣を着てその上から薄ものをかける」 とあるのは、錦のもようがきらびやかに外に出るのをきらったものである。 (錦は薄ものをすかしてこそ美しい) 

 そこで、君子のふみ行う道は人目をひかないで、それでいて日に日にその価値があらわれてくるものだが、つまらない小人の道ははっきりして人目をひきながら、それでいて日に日に消えうせてしまう。

 君子のふみ行う道は、あっさりと淡泊(たんぱく)でありながらいつまでも人をひきつけ、簡素でありながら文彩(あやかざり)があり、おだやかでありながら条理(すじみち)がたっている。 遠いところのことも近くから起こることをわきまえ、一般の風俗にもその根本の原因があるとわきまえ、微 (かす) かなことほどかえって明らかになると知って、何事も身近な地味なことから始めれば、進んで徳の世界に入ることができるのだ。

 

ネット情報なので、僕が責任を負えるものではないけど、たぶん、こんな意味。昭和13年という時代背景もあったんだろうとは思うけど、現代ではなかり廃れてしまった考え方でもありますね。

 

闇然而日章。あんぜんとして、ひ、あきらかなり。一目をひかないで、それでいて日に日にその価値があらわれてくるもの。

なるほど。日章に工場を置き、商売をさせてもらっている者として、大切に大切に心に刻んでおこう。

ちなみに、この写真の奥、左端に見える建物は、おそらくこの門柱と同じく、昭和13年に建てられたもの。2万冊の本が収められたという書庫。ひまわり文庫は、一月に10冊ちょっとの新刊なので、2万冊になるには2000ヶ月かかってしまうのか。166年。でも、少しづつ。ちょっとづつ。弛まぬ気持ちで一歩づつ前へ進もう。

闇然而日章。


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