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雑草ではない〔5607〕2018/08/22

2018年8月22日(水)降ったりやんだり

今、台風19号が九州の西を北上しており、台風20号がこっちへ向かってきてます。昨夜から風が出てきて、少し台風の気配がするようになってきた高知県地方。時折、雨がザーっと降りぬける、そんな朝。

会社の、僕の部屋の窓の外には、美しい緑が広がります。旧ヤギ小屋にからむ草。ヤマモモの樹の下に生い茂る草々。名前もわからない、たくさんの植物がひしめきあい、雨に濡れて元気ハツラツ。そんな風景を、撮影してみました。

なんという草かは、知りません。雨に濡れる、草。

 

昭和天皇が「雑草という名前の草はありません。どの草にも名前はある。」といった趣旨の言葉を侍従に投げかけていた、というのは有名な話。あまりに有名なので、2015年版の映画「日本のいちばん長い日」でも、本木雅弘演じる昭和天皇が、戦争最末期の皇居の庭で、その言葉を喋ってます。

実際は、戦後すぐの話であったらしいけど。

 

その昭和天皇の思いは、現在の皇居の中の森に表現されてます。

こないだ、竹橋で業界の寄り合いがあったときに、時間があったので、東京駅から皇居へ行き、大手門から平川門へと歩いて通り抜けました。そこにあったのは「二の丸雑木林」。武蔵野の原野を再現したい、という昭和天皇の発意でつくられた雑木林は、マイナスイオンの森。

キチンと整備された庭園よりも、雑木林の自然を愛した昭和天皇。

 

皇居の6割を占める吹上御苑は、江戸城の時代には御三家の邸宅、明治になって庭園、そしてゴルフ場になったりしたけど、昭和天皇の意向で、昭和12年から芝の手入れをやめ、原生林ができあがっていくのにまかせた、とされます。今ではその森に、711種類の植物と2737種の動物が確認されているんだそう。誰が調べたか知らんけど。その動物には人間は含まれているんだろうか。

 

雑草という名前の草は、ない。

 

天皇陛下と比べるのもおこがましいけど、僕も、手入れされたような庭、幾何学的な庭、美しい花々が整然と並ぶ庭より、種々の緑がからみあう鬱蒼とした森や人間の手が入っていない原生林、、雑草生い茂る草むらの方が好き。いや、雑草という名前の草は、ないけど。

 

昭和天皇は生物学者。その忙しい公務の中で、生涯かけて夥しい標本を集めた、昭和天皇。もちろん献上されたものもあるけど、自分で、皇居の森や御用邸の森などで採取してきたものも多い。

粘菌(変形菌)研究者としても、優れた研究をしているが、かなり幅の広い分野でも活動してます。博物学者、という表現が当てはまる、数少ない人物かも知れません。

ネットで調べると、昭和天皇が収集した標本は、変形菌3000点、ヒドロ虫類4000点、貝類などの軟体動物2万点、甲殻類4000点、魚類2000点、維管束植物1万7000点で、昭和記念筑波研究資料館に保管されているとのこと。う~ん。すごい。

 

昨日、秋田の金足農業の甲子園は、終わりました。あまりにもみんなが金足農業応援するので、大阪桐蔭の選手が少し可哀想だった。でも、双方よく頑張った。

金足農業は「雑草軍団」と呼ばれてましたね。

でも、雑草という名前の草は、ない。みんな、一人一人、よく頑張りました。


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