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鹿児崎と地形と地名〔5493〕2018/04/30

2018年4月30日(月)薄曇り

概ね良いお天気。どこもかしこも、観光客さんで大賑わい。良き哉良き哉。

で、今朝は、会社へ。走って行ってました。時間の制約は無いもんで。今日のルートは電車通り。高須から舟入川沿いを東へ走る。紀貫之ゆかりの土地。

大津に舟戸という地名がありますよね。もう、読んで字のごとく、舟が着くところ。その界隈が、紀貫之が土佐での役目を終えて京へと帰るのに船出した場所。

どこがどう港になっていたのかは、よくわかってません。

 

写真は鹿児崎。鹿児神社が鎮座まします山の、西端。ここは、広大な古浦戸湾に突き出す岬だったのか。巨岩が、岬の雰囲気を醸し出す。

そんな訳で、今日は会社へのRUN途上、この山をたつくってみました。お気軽里山RUNね。

この巨岩の向こうから登れるようになってます。大きなクスノキが印象的。

登ってみると、この山は巨岩がゴロゴロする山であることが、わかりました。たぶん、チャート。南太平洋の彼方でプランクトンの死骸が堆積し、できあがった硬い石。チャート。プレートの沈み込みで、付加体となって、ここに露出したチャート。

で、尾根筋を西へ進むとお宮さんが見えてきた。鹿児神社。珍しい北向き社殿のお宮さん。

あちこちに「マムシに注意」という立て看があるのは、ちょっと、嫌だ。でも、藪を漕いでもマムシの気配、ありませんでした。よかったよかった。

鹿児神社にお参りし、更に西へ。いつしか道はなくなるが、そんなに藪は深くない。途中から竹やぶになり、そして城東病院の前へと下りました。

東西に細長い山。

 

そう。これは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込むことで、ムリムリっと盛り上がった東西方向の皺。秩父累帯南帯だ。三宝山層群からつながってくるやつね。

で、地理院地図で見てみると、こう。これを、土地条件図で見たら、こう

この西端の、カレーパンみたいな形の山が鹿児の山。

どうでしょう。これを見ると、昔の舟戸、つまり港がどんな形状であったのか、想像できていませんか?

これで「舟戸」と見える界隈が、そうなんではないか?

北浦とあるのは、北側にあった補助的な港か。高天原山の東に、細長く東北東に突き出した尾根。その先の地名が長崎。長い崎の地名は、この地形からきているのか。

 

こうやって土地の成り立ちと地名を照らし合わせて見ると、色々と妄想できて、楽しい。

そうそう。ここは鹿児崎。かこ。水主。

この山の南側の海岸に、浦戸湾や太平洋で舟を操ることを生業とした水主が集住していたとも言われる場所。

鹿児。水主。この山は、そんな船乗りたちの、海上安全を祈る信仰の山だったのかも、知れません。


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