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久々の伊尾木洞には、オブジェがない〔5176〕2017/06/17

2017年6月17日(土)晴れ!

昨日は、お昼から「いすみ鉄道」社長様の講演会。廃線の危機に瀕した房総半島のローカル線を、逆転の発想で立ち直らせ、存続させた社長さんの話。鉄分が濃いめの僕にとっては、ど真ん中ストライクの話でした。地方がどうあるべきか。色んなヒントを与えてくれる、良い講演でした。

で、終了後城西館さんへ移動して、高知県食品外販協同組合の総会。総会後の懇親会でご挨拶しちょいて、そのまま安芸市へ。車で1時間ちょっと。

JAとさ安芸酪農部の、総会懇親会だ。この、酪農家さんたちの宴会は、長い。いつもの料理屋さんで一次会を済ませ、いつもの二次会へ。

二次会が済んだ頃には日付が変わっている。これもいつものこと。そして、その時間から三次会に連行されてしまった。どれっぱあ飲んだのかは記憶がありません。これもいつものこと。

 

ふう。そんな訳で、今朝は安芸を走ってきました。アルコールを身体から抜いとかないとね。ちょっとね。

で、走って来たのはここ。伊尾木洞。久々の、伊尾木洞。

本当に久し振り。前回来たのはどうやら2010年。それから色々ありました。あの頃、僕の中では安芸の一押しスポットだったんですが、一般的には非常にマイナーな存在。それから、龍馬伝の頃からですかね、注目されるようになり、駐車場もできました。今では観光客さんも訪れる、伊尾木洞。

以前のことを考えたら隔世の感がありますな。

初めてここをご紹介したのは、2007年3月のこと。もう、10年前か。なんてことはない洞窟を抜けると、そこは、異次元空間。びっくりしました。

10年経った今はどうなっているのか。

かなり、変わってました。あの不思議なオブジェが、ない。

 

まず、以前は、増水時はぞぶらんと行けんかった洞窟内に、遊歩道みたいなのができちょって、便利になってます。

写真は、その洞窟の出口。この風景は以前と変わらず、素晴らしい。異国のようでしょ?

で、その明るい場所へ出てみると、ちょっと、雰囲気が違う。そう。オブジェが、無い。

かつて、伊尾木洞の中には不思議なオブジェがありました。こんなのとか、こんなのとか、こんなのとか。その存在を知らず、一人でここへ入っていった時は、ビビりました。いや、絶対にビビります。何も無いはずの静かな自然の空間に、突然、人が。

 

何のためにあのオブジェが置かれていたのかは、今となっては謎。大山岬の上の公園にも同じようなオブジェがたくさんあったので、同じ系統なんだと思う。それにしても。

異次元空間のような伊尾木洞に、なぜか存在する不思議なオブジェ。それは伊尾木洞の不思議さを増幅する、そんな存在だった。

そのオブジェが、ない。

観光地として整備する際、排除されてしまったのか。まあ、鮮新世の礫岩層を、海が侵食してできた美しい海蝕洞であり、珍しいシダ類の宝庫である、ということを楽しむには、あのオブジェ群は必要ないのかも知れません。が。しかし、だ。

僕は、あれを残しといたら、色んな意味でもっと注目を集めるスポットになっていたのではないか、と考える。だって、不思議なんだもの。

 

で、いすみ鉄道の話に戻ります。

誰も来ない、何もない、鉄道。その、何もない、ということを逆手に取って、お金がかからない昭和レトロな車両を導入し、今では週末になるとたくさんの人々が、東京や関東域からやってくる。地元の人は恥ずかしいと思っているような何も無い、また古めかしい風景を、都会の人々が楽しみに来て、満足し、帰っていく。

そう。

観光地はこうあるべきだ、みたいなことを、地元の人が考えてはならないんだと、思う。もし、ここにあのオブジェが残っていたら、やってきた人が写真を撮り、SNSで「不思議な場所の不思議なオブジェ」として発信しまくってくれるのに。惜しい。

 

そうか。ものづくりも、一緒だ。自己満足になっては、いけない。どこをどう評価され、どこを楽しんでくれているのか、は、作り手側が想定しているところには無いのかも知れない。それをいつも頭に置いておかんといかんな、と、早朝の伊尾木洞で、思いました。

 

いや、いらんこと書いたけど、これはこれで十分に美しく、異次元のような空間です。ぜひぜひ、行ってみることをお勧めしますぞよ。


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