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吉野、竹林院群芳園、横川の覚範首塚、吉野の桜〔4923〕2016/10/07

2016年10月7日(金)晴れ!

ここは奈良県の吉野。昨日の夜、やって来ました。55年間生きてきて、初めての吉野。初吉野。来れて良かった良かった。

もちろん吉野は、役の行者伝説に彩られ、義経が頼朝から逃れて来て、後醍醐天皇が南朝の本拠を置き、太閤秀吉がとんでもない規模の花見の宴をやった、場所。吉野の桜はあまりにも、有名。

近鉄吉野駅で電車を降り、古い、由緒ありまくりのケーブルカーに乗ること3分。吉野山でケーブルカーを降り、急坂の道路を歩いて登ること25分。竹林院群芳園という、古い古い由緒のある、お寺さんに到着。そしてそのお寺さん併設の立派な旅館に泊まりました。

途中、立派なお寺さんやらお堂やらがたくさん。観光シーズンではないので、とても静かなたたずまいの、吉野。
で、その旅館で、竹林院のご住職にいろんなお話を伺いました。

お寺さんの縁起は、聖徳太子にさかのぼると言う。もう、古いどころの騒ぎではないですな。で、修験道のお寺さん、つまり、完全な神仏習合の信仰の場として、長い長い年月、吉野の山に在りつづけてきた、竹林院さん。
明治維新の神仏分離令などでとんでもない苦労をされ、そして、今に至る。
ご住職は、財団法人吉野山保勝会の理事長さんもつとめておられるとのこと。明治の頃の、竹林院さんの苦難と桜を守る苦難のお話を、聞かせて頂きました。

ご住職は、吉野の桜には、5人の恩人が居る、と言う。
大山祇神の娘にして瓊瓊杵命の妻、木花咲耶姫。
紀貫之。
西行法師。
太閤秀吉。
そして、土倉庄三郎さん。

ご住職が挙げられた5人のうち、最後の土倉庄三郎さんは、天保生まれで明治期に林業家として活躍した人物。吉野の近く、川上村大滝の生まれ。
林業家の息子に生まれ、吉野川の整備や道路の整備に私財を投入された方。
明治になり、貧しい吉野の人々は、吉野の桜の山を県外に業者に売って、スギ、ヒノキを植え、お金にしようとしていた。
それを知った土倉さん、日本人が桜をないがしろにしたら、日本人ではなくなる、と嘆き、大枚五百円を払って桜の山を買い戻す。そして、吉野の桜を守った、という人物だそう。知りませんでした。良いお話を聞けて良かった。

さて。今朝は5時前に起床。竹林院群芳園から、南へと走りました。地形は、南が山。つまり、舗装はされているものの、かなりの急坂。
歴史のある吉野。道端には、祠、石碑、仏像などなどが次々に現れる。まだ、暗い時間帯なので、なかなかドキドキします。暗闇に突然出現する仏像には、ちょっと、驚きますきに。

そして、写真が、暗闇の中の「首塚」。
説明板によりますれば「横川の覚範の首塚」
1185年、義経が、頼朝の怒りに触れて逃亡。同行したのは、静御前や弁慶はもちろん、佐藤忠信、伊勢三郎などなど。で、吉野山に潜入するも、金峯山衆徒の見方を得られず。
で、静御前とも別れて今日、僕が駆け上った坂道界隈を駆け上る。この写真の場所から南へ上がった水分(みくまり)神社まで逃げたところで、豪僧、横川の覚範が追いついて襲ってくる。そこで、佐藤忠信が義経の身代わりに戦い、この少し上で矢を浴びせて覚範を討ち取って、義経一行を落ちのびさせた、という話。
その、討たれた覚範の首を埋めたのが、ここなんだね。「首塚」。
真っ暗い山中、突然「首塚」が出現したら、そりゃあビックリしますってば。

その「首塚」を後にし、水分神社を通って高城山。ああ。後醍醐天皇の息子、大塔宮護良親王が砦を築いた山だ。さすが、吉野。そして、更に急坂を登り、金峯神社。標高は約750m。出発した竹林院が405mだったので、350m近くの標高差でした。苦し心地よかったです。
お参りを済ませて竹林院まで下る。

夜が明けてきて、風景がわかるようになりました。
急坂脇の山の斜面。広い斜面の杉の木が伐採されてました。その、禿山になった斜面には一面、桜の植樹だ。苗木には札がぶら下げられ、人の名前が。そうか。植樹の苗木の寄進か。
そして、地元の皆さんによって手入れされ、杉山は見事な桜の山へと変貌していくのでありましょう。

太古の昔から、吉野と言えば桜。
そして、先人の苦労と絶え間の無い努力の末、今も、地元の皆さんによって、吉野の桜は見事に咲き続けていっているのでありました。人々の汗と努力と想いの結実。それが、現在の吉野の桜なんだ。


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