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博多太宰府13kmランで、交流軸を考える〔4592〕2015/11/11

2015年11月11日(水)晴れちょるばい

博多弁が正しいかどうかは知りませんが、今朝は博多ばい。昨日のお昼前の飛行機でやって来ました。夜は中洲界隈でグッスリやり、博多駅前のホテルへ。
さて。
今まで、博多に泊まると、長浜から西公園、平和台、大濠公園、福岡ドームといった海沿い西進ルートを走りよりました。しかし、気候も良いので、今朝は南下してみることにしたのであります。博多太宰府13kmラン。朝っぱらから心地よかったです。

博多は、言うまでもなく大都会。しかし、不思議な大都会とも言われます。
通常、大都会が成立する要件として、大きな河川が流れ、農耕に便利な沖積平野が広がっていること、そして、防衛に優れていること、などが挙げられるのですが、博多界隈は、そんな要件にまったく該当しない。巨大人口を支えるような大河川が、流れていない。天然の良港ではありますが、安全保障上、優れているとは言えない立地。
そこに、かくも巨大な都市が成立したのは、一にも二にも、博多が偉大な交流軸にあった、という理由が挙げられます。
そう。
古くから、大陸と日本列島の交流の結節点となり、また、九州、南西諸島からの交流軸も通っていた。

神話では、神功皇后の三韓征伐の話とかがありますが、史実としても、魏志倭人伝の昔から、大陸の先進文明、文化を日本列島に伝える玄関口でありつづけてきたことには異論ないと思います。
で、大化の改新の後、斉明天皇の御代に、百済からの支援要請を受けて朝鮮半島へ出兵することになった際も、博多が、その基地となりました。
斉明天皇が朝倉宮で崩御し、天智天皇に代わってから行われた白村江の戦いで、日本軍は、唐・新羅連合軍に惨敗。逃げ帰ってきたのはご承知の通り。

さて。困ったのは天智天皇。もし、唐・新羅連合軍が日本へ攻めてきたらどうしよう!
博多は、無防備に近い都市。なので、いつでも山へ逃げられる、海から10数キロ内陸へ入った太宰府にひとまず防衛の本拠を置き、大野城などの山城を建設、そして、平地から太宰府へ入って来んようにと築いたのが、水城。みずき。

以前にも一度、ご紹介しました。
山と山の間の、平地が狭くなった部分に土塁を構築して、防御線を張った、という訳だ。
朝鮮半島から攻めて来るのは簡単、という意識が、当時からもあったことでしょう。

全長1.2km、幅77m、高さ9mの土塁。内側と外側には広い濠が掘られちょりました。その遺構は今もそのまま残り、国道や高速道路、電車の線路は、その水城を突っ切って走ります。
大土木工事。
この時代、斉明天皇は「狂心渠(たぶれごころのみぞ)と呼ばれた大運河を構築するなど、土木工事の技術が、渡来人からの技術供与を受けて飛躍的に進んじょったにかありません。その先進的土木技術でつくったのが、この写真の水城。

日本列島は、島国で、海外とは隔絶した国、というイメージがあります。
しかし。
日本は、場所によって、国の内外と非常に盛んに交流が行われている。高知におったら、外国人を目にすることも少ないので実感ないですが、九州へ来たら違いますね〜。
昨日到着してから、太宰府に用事があったので、太宰府天満宮にお参りしてきました。
すごい。
中国かと思いました。夥しい外国人。それも、中国語が圧倒的に飛び交う太宰府。数年前とは全然違う風景になっちょりました。

ちっかいですきんね、ここ、博多は。中国からも韓国からも。これだけ賑わうのは、当然っちゃあ当然かも知れない。船で往来するしかなかった太古の昔から、盛んに交流が行われよったばあですき。

やはり、ここは交流軸の中心。これからも、我々高知県人が思いもよらんような、アジアとの交流、交歓、連携が行われていく予感がします。

地下鉄の博多駅に貼っちゃあった航空会社の広告に、「AIR BUSAN  たったの55分! 釜山に行くならエアプサン」というのがありました。3ヶ月前予約のバーゲン型運賃で、往復5,900円。なんだと?
往復5,900円で、55分。こりゃあ、高知なんぞよりずっと近いではないか。お隣、という感覚かも知れない。

この近さは、今に始まったものではない。
ここに水城が築かれた昔から、もう、近かった、博多と大陸。


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