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飛行機から三嶺、そして山々〔4566〕2015/10/16

2015年10月16日(金)快晴!

雲ひとつ無い、秋晴れの朝。今朝は、関西方面出張につき、高知空港へ。通常、時間があるときは、関西方面へは汽車で行くがですけんど、今回の出張はかなりタイトなスケジュールでございまして、仕方なく飛行機。大阪行きの1便に乗るべく、自転車でやって参りました。高知空港。

高知空港の自転車置き場、ご存知でしょうか。生垣に囲まれて、目立た無い場所にあります。吉田茂さんのしゅっと東側。放置自転車が結構ありましたが、今朝行ってみると整理され、駐輪場に停められちょったのはバイクが3台だけ。自転車は、なし。小生の自転車だけ。飛行機で出張に行くのに、自転車で空港へ来る人はメッソおらんということ。空港に近い会社でよかったよかった。

よかったと言えば、飛行機からの風景。大阪便は四国山地の上を飛ぶ。紀伊水道の上を飛ぶ。大阪平野の上を飛ぶ。なので、窓から見えるのは興味深い風景ばかり。40分ばかしの短い飛行時間、アッという間に過ぎてしまいますな。いや、楽しい。

四国山地の地形。四万十帯、秩父累帯などの、帯状になった山地が美しい。地学を少しかじると、空から見える風景が全然違うて見えだすので不思議不思議。
あと、自分の足でたつくったことのある山々は、飛行機からでも、その地形が確認できます。
この写真。中央の、山上は白っぽく見える、左右に伸びる連山。その右端に屹立するのが、間違いなく三嶺。さんれい。みうね。最近の高知の登山者は、さんれい、と呼ぶ、小生がいちばん好きな山。三嶺登山の醍醐味は、その途中にある。ブナの巨木。原生林。偉大なる大自然。山が大きいので、色んなルートから色んな楽しみ方ができる、三嶺。
その三嶺を中心とした山々が、飛行機からハッキリクッキリ見えました。

三嶺の左側、写真真ん中左手のピークは西熊山。その左に地蔵の頭があって、左端のトンがった山は天狗塚でしょう。いや、よくわかる。
三嶺から右手前に降ってきて、カヤハゲ。そこから左下へ尾根を降っていくと、さおりヶ原。なんという美しさだ。
山上が白っぽく見えるのは、森林限界を超えてクマザサの原っぱになっちゅう為。この界隈、鹿害が深刻ですが、飛行機からは鹿は見えません。

あの三嶺の連山だけが白っぽく見えるのは、四国山地の主脈であることの証でしょうか。四国の背骨。ああ。しばらく登ってない。登りとうなってきたぞ。

自分の足で登ったことのある風景は、空から見ても、かなりわかります。地図を見ながら迷うたりしたことがあると、尚更。
前回迷うたのは、あの、地蔵の頭の手前の尾根から右下へ下っていく斜面でしたね〜。山が深いので、迷うと、結構ドキドキします。

三嶺の山塊と、写真手前の山の間の谷。そこは、物部川の上流域の、谷。その谷にも、ポツポツと集落があります。その一つ、大西という集落に、県外からの移住者がやってくるようになり、この10年で5組、13人増えた、という記事が高知新聞に載ったのは去年の10月10日のこと。元々の住人と合わせて20名になり、限界集落ではなくなった、大西。

飛行機から山々を眺めると、谷や、山の斜面に、たくさんの集落、家々があることがわかります。こんなところまで、と思うような、奥まった山にも。
そういったところで暮らしを立ててきた人々がいる。山の多い日本の国土を飛行機から眺めると、日本という国は、そんな山々での暮らし、海岸での暮らし、そして平野部での暮らしの全てが組み合わさって成り立っていることがよくわかります。

そして、山々での暮らしが成り立たなくなると、日本という国も滅びていく、という気がしてなりません。この美しい山々を見るとき、山々での暮らし、海岸での暮らし、そして平野部での暮らしがうまく組み合わさって成り立つ日本の国土について、考えさせられます。


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