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今日のにっこりひまわり

遍路路沿いの天政〔4554〕2015/10/04

2015年10月4日(日)良いお天気

実に良いお天気。暑いくらい。そんな天気に誘い出されて浦戸湾~春野22kmラン。心地良うございました。
プロ野球も大詰めで、セ・リーグ、クライマックスシリーズ進出をかけた熾烈な戦いが続いております。このところ、小生の周辺で、勝利への願掛けでカツ丼や味噌カツラーメンを食べるのが流行っております。舞台はFacebook。で、このところ大切なお客様が来高されてそのご案内で、色んな高知のものを食べました。昨夜は「土佐の日」大懇親会で、これまた高知の各地から出店された美味しいものが溢れ、ついつい、食べてしまう。

そんな訳で、身体が重い。実に重い。今日の22kmは、最後にちょっと足に来てしまいました。いけませんな~。

高知市内の自宅を出発し、鏡川南岸の土手の上を高知港へ。かつて、大阪高知特急フェリーやサンフラワーが停泊しよった桟橋から、孕橋を渡り、孕半島外周道路へ。宇津野トンネルが南海地震復旧工事ということで貫通するまでの、メインストリート。
浦戸湾。今日は、ボラがジャンプしまくりよりました。ボラも、この気候に浮かれてジャンプしゆうみたいに見えます。

で、県道に戻って、横浜、瀬戸を抜けて長浜へ。
第33番札所、雪蹊寺に参詣。雪蹊寺さんの横には秦神社。雪蹊寺さんは、ご存知、長宗我部元親ゆかりの由緒あるお寺さんで、元親公の木造や、嫡男信親を喪った豊後戸次川合戦戦没者の名を記した霊板などが所蔵されちょりました。ところが、明治維新の廃仏毀釈運動で雪蹊寺が廃寺となってしまった。そこで、子孫の島弥九郎さんなどが奔走し、隣に秦神社を建立して、そこの所蔵することになったのでありました。
雪蹊寺さんはその後復活し、今は、たくさんのお遍路さんが訪れてお経を唱えております。

それにしても、国学などの志向が偏った方向に走った結果、とんでもない乱行が、各地で繰り広げられたのは、明治維新後の負の側面として、知っちょく必要がありますな。日本人、どうしても極端な方向に走ってしまう性向があり、それは全然変わってないにかあらんので。

さて。
雪蹊寺さんから長浜川沿いにまっすぐ西進。「唐音(かろと)の切抜き」へ。以前にもご紹介したことがあります。野中兼山さんが、仁淀川から引いた新川川を、浦戸湾へ流れる長浜川とつなぐ、というものすごい発想での工事を行いました。仁淀川と浦戸湾が、水運でつながった工事。その中でも一番の難工事であったのが、長浜と春野の間の唐音を切り抜く工事。

その唐戸を抜け、土佐のデンマーク、春野へ。
今日の最終目的地はもちろん「はるのの湯」ですが、今日は、iPhoneなどを使わずに走ってみることにしました。
雪蹊寺から種間寺へ向かう遍路路。これはなかなかよろしい道だ。かつて、歩くことが主たる交通手段であった時代、どんなルートを通りよったのかがよくわかる。

で、西諸木に差し掛かったところで、強烈な既視感。道端の小さいお宮さん。これは見たことのある風景だ。もしかして。
鳥居の中の大きな手水石を見てみますと「天政元卯歳 奉献 九月吉日 惣中」。やはりそうだ。以前に調べに来たことのある、幕末土佐に存在した「私年号」の痕跡だ。森神社さん。
このすぐ近くにも御三所神社さんが鎮座し、狛犬の台座には「天晴元卯 九月」とある。天政と天晴。両方、てんせい。
慶応三年が、全国手に正しい年号なのでありますが、土佐の一部で使われた「天晴」「天政」。安芸の春日神社などにも残る、土佐だけの年号
大政奉還の頃の御寄進なので、幕府が瓦解し、これからどのような国になっていくのかが非常に不透明であった時代。自分たちで新しい年号をつくり、それを広めていた人たちが、土佐に居ました。

その私年号が刻まれた手水石は、遍路道沿いにあった訳だ。なるほど、以前来たときは、集落の中の一角にある、というだけのイメージ。実は遍路道沿いであった、ということは、そこに、特別な年号を使う意味があったということになるのではないか。今日の発見でした。

ここから遍路道を走って種間寺へ。お遍路さんの今日を詠む声が聞こえる、実に宗教的な良い空間。そこでお参り、一休みして、はるのの湯で、またまたまたまたカツ丼を食べてビールを飲んで、バスに乗って帰ってきました。

良い日曜日。


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