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神谷神社の奥が神の谷である理由〔4494〕2015/08/05

2015年8月5日(水)晴れ!

今日もお暑うございます。
今朝は、香川県坂出市に来ました。朝、会社で一仕事済ませた後、車で。で、朝、坂出市にある弊社西日本事業部にて一席ぶちかました後、いつものようにここにお参り。西日本事業部の近く、山裾の谷間に鎮座まします神谷神社さん。かんだにじんじゃさん。
ここの社殿は、国宝。何度もご紹介してきましたが、鎌倉期の建保7年(1219年)に建設されたことがわかっちゅう、お宮さん。建てられた年月日が特定できる神社建築としては日本最古のもの、ということで、国宝に指定されちゅう訳だ。

写真は、拝殿のところから奥を撮影したもの。いつもながらこの絵柄、実に神々しい。祭壇のところをお日様が照らし、なんとも言えない輝きを見せて実に神々しい居住まいの神谷神社。
奥の木造の建物が、国宝の本殿。神社らしい流造で、正確には三間社流れ造りという形式。日本の神社建築は、このようにして始まった、という見本のような建物、という訳です。

香川県の山は、実に特徴的な形をしちょります。
飯山に代表されるような、富士山みたいな形をしたものを、地学用語でビュートと呼ぶ。で、屋島とか五色台のような、台形のような形状のものをメサと呼ぶ。
この界隈は地質学で言えば領家変性帯。
領家帯には花崗岩が多く、なので、庵治石とか大島石とかの有名な石の産地がある訳だ。ジュラ紀にできた付加帯に、白亜紀になって花崗岩マグマの作用で変性し、領家変性帯を形成。で、その花崗岩類に、今から1300万年〜1500万年前の火山活動による溶岩が貫入して吹き出し、上部に積もって固まった。その溶岩でできた安山岩は、硬く、たたくとカンカン音がする石で、サヌカイトと命名されるようになります。讃岐なのでサヌカイト。硬い。
硬いので、昔から石器の材料とかに利用されてきたサヌカイト。硬いので、叩くと響く。

神谷神社とサヌカイト。今日は、その関係の話なんですね。前置きが長い長い。

神谷神社は、その鎮座する場所の奥の谷が「神の谷」であることから神谷神社。
一昨年の末にお参りに行った際、正月に向けて掃除をされておる宮司さんとお話できました。そのお話しによりますれば、この谷は、昔から神楽が盛んであったそうです。で、ある場所で神楽をすると、その音が谷に共鳴して、あちらからもこちらからも音が聞こえる。古代の人々は、それを、神が神楽をやっているのだ、と考えたのでありますね。誰も居ないところから神楽が聴こえてくる訳なので。それで、神の谷。

この背後の山も、他の香川の山と同じつくり。
上部にサヌカイトの乗った花崗岩質の土地が、1300万年以上の風化侵食を経て、メサになったりビュートになったりしちょります。上部が硬いので、上部が残ろう残ろうとして、まずは台形になる。屋島みたいに。それが更に侵食されて、飯山のようなビュートになる、という理屈。
ついてきよりますか?

屋島も、飯山も、実にシンブルな形をしております。普通、山には、幾筋もの谷があってヒダヒダになるもの。それが、斜面が実にシンプル。
これはですね、上部のサヌカイトが、侵食でメサ、ビュートになっていく際に崩落して斜面を覆い、川とかの侵食を受けにくくなっている為と言われます。硬いので。
富士山があんなに円錐形でシンプルなのは、谷ができても、噴火による火山灰、火山礫の堆積でしゅっと埋まってしまうから。讃岐の山がシンプルなのは、斜面の表面を侵食されにくいサヌカイト質安山岩が覆っているから、という訳にかありません。

なるほど。カンカン響く質の石が斜面を覆う山。山と山に挟まれた谷は、両側の斜面の表面にカンカン石。
響きやすい訳だ。
なので、神楽が谷に響き、神が演奏しているように聞こえる。神の谷だ。で、神谷神社。実に納得できる理論ではないか。

ちなみに、この理論は、小生が思いついたものです。当然、全然間違うちゅう可能性もある、妄想のたぐい。
しかし、整合性が取れちゅうと思いません?
いや、我ながら、ちょっと、へへーん、と言いとうなっちょります。間違うちょったらゴメンナサイ。


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