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鷲尾山頂から浦戸城を眺める〔4106〕2014/07/13

鷲尾山頂から浦戸城を眺める

2014年7月13日(日)曇り

薄曇り。雨は降りません。奄美地方は梅雨明けとのことで、高知も、メッソ降らんうちに梅雨明けするのでありましょうか。昨日は晴れて暑かったですが、今日は曇っちゅうので、ちょっとだけ走りやすい気候。とは言え湿度は高いので、まあ、蒸せます。

ここは鷲尾山の山頂。
今日は、家から鏡川を遡上して筆山を攻め上がり、高見山頂、土佐塾高校経由で、ここまで。いやあ、このところ宴会続きで全然走れちゃあせん上に、体重も増加気味で、蒸し暑い。これは、もう、キツい。いかんですね、怠けちゃ。夏場こそ、鍛え上げんといかんと、ちょっとだけ思ったりもしておりますが、しかし暑い。

鷲尾山頂の樹に、こんな涼しげなものを、誰がかぶら下げてくれちょりました。ようできちょります。ビールの350mlの空き缶。立てに筋を入れて提灯のように膨らませちゅうだけ。これが、風を受けて涼しげにクルクルクルクル回りゆうがです。鈴でも付けたら風鈴になりますな。この暑さと湿気で、登山客さんも少なく、山頂は日曜日というのに小生だけでした。この風景を独り占めして参りました。
眼下に広がるのは瀬戸、横浜の団地。かつて、何も無い湿地帯であった瀬戸や、山であった横浜ニュータウンなど、ここ数十年でできあがった町並みが眼下に広がります。その左手には浦戸湾。正面一番向こうに見えるのが浦戸城の山。あそこに、長宗我部元親さんは最後の城を築きました。

あそこを本拠にした理由。土佐の歴史の中でも、その理由については色んな説が乱れ飛び、定説というものがありません。
まず、本拠であったのが岡豊。もう、その防御に優れた立地や国分川の水運など、申し分無いと思われるくらいのお城。
しかし、元親は、秀吉の命で出陣、大敗して嫡男信親を失うた後、その岡豊をあっさり捨てて大高坂山に本拠を遷しました。信親討ち死にが天正14年12月で、大高坂移転が天正16年。
戦国期、湿地帯であった現在の高知の城下界隈の干拓が進み、ヒトが住むことができるようになってきておりました。そこに居住ができるならば、太平洋の直結する内湾で、静かな海である浦戸湾沿いの、理想的な都市が建設できる場所と考えたのではないでしょうか。
そして、嫡男信親のことを思い出してしまう岡豊に居たくなかった、というセンチメンタルな推理も成り立ちます。

しかし。
しばらく大高坂を本拠としたものの、あの、浦戸の山上にお城を構築、本拠としました。天正19年のこと。翌年が文禄元年で、秀吉の命令で朝鮮に出兵。
なので、あの浦戸への移転は、朝鮮出兵の為の一時的なもの、というのがよく言われる説。説得力はあります。
なんせ、浦戸は、こっから見てもわかるように、城下町を建設するような平地が無い。海辺の漁村が狭い海岸線にへばりつくのが精一杯。浦戸城の利点は、太平洋をすべて見晴らすことができ、海上ににらみを利かせて制海権を握るのに都合が良かったこと。

なので、出先の砦としては最適。朝鮮出兵が終わったら、今一度、大高坂山を本拠にするつもりではなかったかとも言われております。
確かに、大高坂山の下は、二つの河川に挟まれた湿地帯。治水には、かなりの努力が必要ではありました。しかし、どんどんと治水技術が進歩していた当時のこと。情報収集には余念のなかった元親のこと。将来は、大高坂に大きな城を築いて土佐を治めるつもりやったのではないでしょうか。

こうやって鷲尾山から見下ろすと、ヒトがたくさん住めそうな感じには見えます。しかし、戦国期。ここは、湿地帯や、荒れ地、そして山に挟まれた土地。ここで、長宗我部氏と本山氏が戦国土佐の決勝戦を繰り広げたのは永禄3年(1560年)。
それから元親は勢力を広げ、土佐を統一し、阿波、讃岐、伊予へと版図を拡大し、そして本能寺の変を経て秀吉に攻められて土佐一国だけの領主となり、大高坂を経て、本山氏と死闘を繰り広げたこの場所に戻ってきたのでありました。天正19年(1591年)。31年後のことでした。


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