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讃岐一宮、田村神社さん〔4074〕2014/06/11

讃岐一宮、田村神社さん

2014年6月11日(水)薄曇り

時折、霧のような雨が降る、高知。ですが、四国山地を越えて瀬戸内に出ますと、割合としっかり降りよります。ここは香川県高松市。今朝、車でやって来ました。高松市一宮町。

ここは、一宮と書いていちのみやと読みます。まあ、それが普通。高知の場合は、一宮と書くといっくと読むのはご承知の通り。
土佐一宮に、土佐の国の一之宮、土佐神社さんが鎮座まします。律令制で定められた各国には、一宮、二宮、三宮などが定められちょります。土佐の一宮は、もう、これしかないというくらいわかりやすい土佐神社さん。
それでは、讃岐の国の一宮は、どのお宮さんなのか。それは、ここ、田村神社さんなのであります。
高速道路の高松西インターから東へ東へ、円座をちょっと過ぎた南側。そこに、立派なお社を中心とした森があります。田村神社さん。

社伝によれば、その創設は和銅2年(709年)。平城京が成立する1年前。行基上人によって社殿が設けられたのを、創設とする、とあります。
香川県は、今も、水に恵まれない土地。雨が少なく、県下を流れる大河がない。それで、水はホントに貴重なものとして崇め奉られてきた歴史があります。で、讃岐でも、この界隈は、どうやら水が湧いて出る地域として知られちょったにかありません。

で、「定水井(さだみずのい)」という井戸に筏を浮かべ、その上に水の神様を祀りよったがが、古い信仰のスタイルやったとのこと。その湧き水の真上に社殿が建てられ、神社となった訳です。

その後、もちろん延喜式にも「讃岐国香川郡田村神社」として登場し、官民挙げて篤く信仰してきた神社。

今も、奥殿の下には深渕があるとされ、そこには龍が棲んじゅうそうです。覗いたものには死が訪れる、ということで、そんな伝説もいくつか残ります。

御祭神、知りませんでした。なんと、倭迹迹日百襲姫命ではありませんか。やまとととひももそひめ。こないだ行ってきた、奈良、箸墓古墳に埋葬されちゅうとされるお姫様。
弟の五十狭芹彦命と一緒に、西国鎮定の命を奉じて讃岐へと下り、農業、殖産の神となって、尊崇されるようになった、ということ。五十狭芹彦命は、吉備津彦命ですき、纒向に成立した政権と、吉備の関係を妄想することができます。

それにしても、讃岐、一宮田村神社さん。
表参道の南の参道入口付近は、狭い道路で、なかなかわかりづらいところにあります。
しかし、現在も信仰篤いようで、社殿や参道、ご寄進されちゅう鳥居や狛犬などの立派なこと。新しい、ピカピカのものもたくさん。
そう言えば、伊予の国の一宮は、しょっちゅうお参りする、大三島の大山祇神社さん。ここもまあ、現代もどんどんとご寄進が集まり、立派なピカピカの楼門が造営されたりしよります。

そんな目で見てみると、土佐一宮、土佐神社さんには、そんなピカピカの社殿、楼門、巨大な鳥居などはございません。

どちらがどうの、ということではありません。
それぞれ、各土地と地の信仰の形、事情というものがあるのでしょう。長宗我部元親さん造営の風格ある社殿が残り、幽玄で古い古い雰囲気に満ちあふれた土佐一宮も、好きです。


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