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物部川、アユの季節〔3317〕2012/05/15

物部川、アユの季節

2012年5月15日(火)小雨

昨日から少し冷たい雨の高知。今日は5月15日。5月15日といえば5.15事件ですが、ここ、物部川の鮎の解禁日でもあります。今朝5時、杉田ダム下流部のアユ漁が解禁となりました。今年はどうでしょうね。

物部川は、漁協の組織がしっかりしちょりまして、川床の産卵場所の整備などを高知大学の先生とかと一緒に推進し、その成果もあがって天然遡上のアユが増えてきゆうそうです。たいしたもんです。
ただ、この川、以前にも書きましたが、上流のダムに山の崩壊等によって土砂が堆積し、一度大雨が降るとしばらくの期間濁りが消えん、という問題を抱えちょります。濁ると水温が低下し、アユが少なくなるそうです。そんな人為的に創出されてしもうたハンディを乗り越え、ちょっとづつ天然遡上のアユを増やす取り組みには頭が下がります。

ここは国道55号線の橋の西詰からちょっと南へ下った堤防の上。対岸が、いつもの上岡山。もし、命山をつくるとしたらこれくらいの大きさである、という目安になる上岡山(標高33.9m)。

この前の浅瀬では、お二人、やりよりました。橋の北側、ひまわり乳業東側の瀬では、4名の太公望。楽しみにしちょったがでしょうね。今日はけっこう冷やいですが、本人達はそんなことひとっちゃあ気にならんかも知れません。

この物部川の源流は、大きく分けて二つ。白髪山から流れてくる槇山川と、こないだからハマっちゅう三嶺を源流とする上韮生川。それが大栃で合流して、ここまで流れてくるのであります。元々、香我美川とか鏡川とか呼ばれよった、という話は以前にも書きました。
そう、昔は、鏡川と言えばこの川やった時期があるがです。

この物部川、太古の昔から氾濫を繰り返してきました。江戸時代、記録に残る大きな氾濫は宝暦8年(1758年)と文化12年(1815年)。文化の水害は「亥の大変」と呼ばれ、五台山まで浸水域が広がったというきにすごいです。前浜、現在の切戸の水門のところ、当時はあそこでは海に抜けちょらず、後川は東進しちょったがが、200mにわたって海側の土地が崩壊して海とつながった、という記録があります。ですきに「切戸」。

その、上岡山に鎮座まします上岡八幡宮さんの拝殿の石段は文化14年のご寄進。文化12年の大洪水の翌々年。水害からの復興の想いが込められちゅうがかも知れません。


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