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上岡山と室岡山〔3288〕2012/04/16

上岡山と室岡山

2012年4月16日(月)曇り

先日、土佐の郷土史の大先輩から、興味深い話を聞きました。

ずうっとお話してきゆう、高知空港滑走路界隈にあった「命山」。正式名称は「室岡山」。明治40年大日本帝国陸地測量部発行の地形図によりますれば標高28.2m。そして、いつもお参りする上岡八幡宮が鎮座まします山「上岡山」は、明治40年地形図では34.4m、現在の国土地理院の地図では33.9m。いずれしにましても、物部川河口近くに存在する、よく似た山やった訳です。

で、その二つの山「上岡山」と「室岡山」は、双方、物部氏に関係の深い、セットとも言える山やったのではないか、という説がある、という話を、その先輩から聞いたのでありました。なるほど。迂闊にも気付いちょりませんでした。しかし、その山の名称と言い、立地と言い、大きさと言い、双子の山と言うたちかまんような山容やったと思われますので、古来、セットで考えられてきた、という説は説得力満載。

つまり、あの、上岡山と同じような大きさの山が、現在の滑走路のとろこにあったと想像すれば良い訳です。いつまであったのか。
海軍の、「日章第一海軍航空基地」が完成したがが昭和19年3月。命山「室岡山」は、その前に取り崩された訳ですき、昭和18年頃にはもう無いなっちょったでしょうか。

写真は今朝、夜明け前の上岡山。八幡宮の参道、常夜灯の下から、山の方角を撮影しました。この季節、早起きの方はご存知でしょうが、朝5時前後から、東の空が白んできます。写真はその直前の時間帯。山の腹に、八幡様の神聖なる灯り。
この山は、何度も書いてきたように、物部氏に縁の深い石船伝説に彩られちょります。で、郷土史に興味のある皆さんは、この山、発掘したら貴重なものが出てきそう、と思っておられます。そうですね、ひまわり太郎もそう思いよりますが、神聖な神の丘ですき、あまり手をつけたらいかんがかも知れません。

で、もし、上岡山が古墳のある山とすれば、室岡山もそうやったのではないか。昭和18年という世相、そして軍事目的という事情に鑑みて、もし、山を取り崩す際に何か興味深いものが出土してきたとしても、それは抹殺された可能性があります。今となっては闇の中。

あの時代、ほとんど人海戦術で、今の上岡山くらいの大きさであった山が崩された訳です。すごい作業やったことでしょう。その土は、どこへ埋めたがでしょうね。その捨て場が現存しちょったら、そこを発掘してみるがも面白いかも知れません。妄想は暴走しますが、とにかく今は「命山」。

高知空港滑走路の、中心からかなり南東に寄った界隈。そこに、上岡山、国道55号線の物部川の橋を野市へ渡って、すんぐ右手にある山と、同じくらいの大きさの山「命山」がありました。


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