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治水工事の難しさ〔3141〕2011/11/21

治水工事の難しさ

2011年11月21日(月)晴れ

今朝は冷えました。最低気温が10℃を切っちょったみたいですね。もう、山は紅葉の季節を迎えちょります。
さ て、一昨々日から一昨日にかけての大雨で、会社の横を流れる物部川も増水しました。今、堤防の補強工事で川の流れを変え、水がこちら側に流れて来んように しちょります。今月4日のにっこりでご紹介しちゅう通り。ところが、季節外れの大雨によりまして、流れて来んはずのこちら側にも流れができてしまいまし た。工事が始まる前の景色のようです。
これで、また、随分と流れを堰とめちょった土砂が流されたことでしょう。工事再開の為には、まず、水量が通 常に戻り、流された土砂をまたまた積んで堰とめ工事をやってからということになるがでしょうか。なかなか大変です。大自然の力というのは、人間の力でなん とかなるものではない、ということがよくわかります。
太古の昔から、川は、土砂を堆積させ、幾度も氾濫し、何度も流れを変えて現在の姿に至っちょ ります。ほんの数百年前には、物部の本流はもっと西を流れ、更に数千年前には、本流は右折して浦戸湾へと流れ込みよったようです。そんな、文字通り自然の 流れに逆らい、人類の都合の良いようにするには、とてつもないエネルギーが必要になるようです。
不可能ではありません。現在の東京の街は、江戸の 都市計画で、神田川の流れを付け替えちょります。元々は日本橋の方に流れ込んで来よった川を、飯田橋の界隈から東に流し、隅田川へ流れ込むようにしまし た。ですきに、お茶の水駅界隈では、川が道のとっと下を流れる渓谷みたいになっちゅう訳です。そんな大工事を行いながら、しかし自然の地形を最大限に利用 した都市計画によってつくられた江戸。要は、バランスの良い、適度な自然との付き合い方。津波防災にも、そんな人類の智恵が試されよります。


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