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年の瀬の中村、一條神社の石段〔2450〕2009/12/30

年の瀬の中村、一條神社の石段

2009年12月30日(水)晴れ!

年の瀬。いかがお過ごしでしょうか。ひまわり太郎は年内は明日までがお仕事。で、昨日は香川岡山をまわった後、ここ、中村までやって来て泊まっちょりました。ホテルもビジネス客は居らず、お正月を迎える雰囲気がまんまんでございました。

この中村、古い古い町で、室町の頃には土佐一条家が栄えた小京都。応仁の乱を逃れて前関白の一条教房さんが下ってきてから、長宗我部元親さんに敗北するまで約1世紀の間、地方にしては異例に格式の高い大名として君臨した一条さん。その御所が、この界隈にありました。

ここは一條神社。本殿の建つ高台から、南の参道方面を撮影してみました。もう、初詣対策も万全。この一條さん、たぶん、県西部では一番の初詣客を集める神社ですよね。

この石段の右手の方に御殿が広がり、左手の方に政所が広がっちょったとされちょります。この、現在神社が建つ場所は維摩堂があり、一条家の御廟所があって先祖様をお祀りしちゃあったそうです。

長宗我部に滅ぼされた後、一条家の遺臣が土地の庄屋さんと相談して、一条家の徳を偲んで祠を建てたがが慶長12年(1608年)。徳川幕府と山内家の威信が強い時代ですきに、ひっそりとお祀りしよったようです。

文久2年と言いますと龍馬が脱藩した年ですきに幕末の騒然とした頃。その年に、幡多郡奉行さんとか地元の有力者が一緒になって、一条家の遺徳を顕彰し、幡多郡民の総鎮守の神様にしようと、創られたのが現在の一條神社。もう、山内の殿様のへよりも、一条さんへの親しみの方が勝ることを堂々と言える時代になってきたがでしょうか。龍馬脱藩の年ですきに。

今では地元の皆さんは「いちじょこさん」と呼び親しむ一條神社。明後日からはこぢゃんと賑やかになります。


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