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未明の宇津野隧道と山の高さ〔1664〕2007/11/05

未明の宇津野隧道と山の高さ

2007年11月5日(月)曇っちょります

肌寒い朝になりました。季節は移ろう高知市内です。

このことろ、宇津野越とか南嶺とかの話題が多いので、今朝は宇津野隧道をご紹介しましょう。戦後につくられた、長浜地区と高知市街地を結ぶ幹線道路のトンネル。高知市民に多大な恩恵をもたらした偉大なトンネルですね。当時、高知の市街地と太平洋方面を結ぶ唯一のトンネルでした。今日の早朝、まだ車も少ない時間の、トンネル北入口の模様がこれ。1971年に、この西側に片側2車線の新宇津野トンネルが完成して、この宇津野隧道は北から南への一方通行トンネルになりました。

それまでは、この狭いトンネルを大型バスが行き交い、徒歩のヒトや自転車も行き交いよったという訳です。こりゃあ危なかったですな。今朝は、この狭い狭い歩道を南から北へ通ってみたがですけんど、たまに車がビュンビュンと通って、生きた心地がしませんでした。トンネルの入り口には、普通、トンネルの長さとか開通した年月日とかが表示されちゅうもんですけんと、この宇津野隧道になんちゃあ書いちゃありません。会社へ着いて調べてみましたところ、このトンネルの開通は戦後6年経過した1951年。当時としては画期的なトンネルやったことでしょう。

今、現存する県内のトンネルの中でも、1951年に開通した、574mという長さの宇津野隧道は群を抜いちょります。主要県道でも、それより古いトンネルはもっとずっと短く、素掘りの簡単なものばかり。この長さで、本格的なトンネルとして今でも現役で活躍しゆうのは、この宇津野隧道くらいのもんですね。たいしたもんですな。

昭和40年発行の、国土地理院の25,000分の1の地図を見てみると、このトンネル、「宇都野トンネル」と書かれちょります。宇津野山は「宇都野山」。昭和8年の地図では「宇津野山」ですきに、この時期だっけが違う表記。で、今気付いたのでありますが、昨日も通過した宇津野山頂、昭和8年の地図では256.6m。昭和40年のものは255.9m。70cmほど低うなっちょりますな。その後、今に至るまで255.9mにかありません。ひょっとと思うて筆山を見てみると、明治40年、昭和8年の地図では118.9m、昭和40年以降のものは117.9m。1mも違うがですね。ちなみに高見山は、明治40年と昭和8年では164.1m、昭和40年、51年では169mと高くなり、平成15年には163mと、ぐんと低うなっちょりますね。6mも一気に低うなるとはどうゆうことながでしょうかね。頂上は、鉄塔が建った以外、昔と変わらんですけんど。


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