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月の瀬橋から北を望む〔138〕2003/09/01

月の瀬橋から北を望む

2003年9月1日(月)晴れ

今日から9月。つくつくぼうしの声とともに秋は駆け足でやってきますが、まだまだ夏にも頑張ってもらいたいものですね。昨日(夏休み最終日)は、子供達と鏡川上流の土佐山村で泳いできました。子供達は今日から学校で、朝っぱらから、学校へ持って行くものを準備したり「連絡帳がな~い」などとのんきな事を言うたりの騒ぎを繰り広げよりました。

さてさて、9月も、その鏡川遡行で始まりました。今朝も沢山のヒトが歩いておりました。写真は、中流域「月の瀬橋」の上から、北を撮影したものです。早朝なんで車が少ないでしょ?

向こうに見える信号を少し左へ入ったところに「近藤長次郎邸跡」がございます。ご存じ幕末の志士で、坂本龍馬の懐刀と言われた俊才ですね。家が「大里屋」という餅菓子作りを営んでおりましたので、「饅頭屋長次郎」とも呼ばれておりました。

河田小龍を始めとする、沢山の知識人や文人に学問、世情、武術、砲術等を学び、頭角を顕わします。龍馬の紹介で勝海舟門に入門し学問がすすむと、いくつもの藩から、雇いたいとの申し入れが勝のもとに相次ぎます。慌てた土佐藩は、急いで藩士に取り立てたという逸話があります。

龍馬がつくった亀山社中(海援隊の前身)に参加し、龍馬とともに薩長同盟に奔走しました。グラバー邸で有名な英国人グラバーから「ユニオン号」という船を買い取って薩摩藩籍のまま長州に貸与、同盟成功へ向けて大きく前進させます。

龍馬と同じで、明治維新後まで生き抜くことはできませんでしたが、幕末を駆け抜けた一代の俊才は、幕末史に燦然と輝いています。


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